夏越の祓と芽の輪くぐり
 6月30日 11時より

夏越の祓とは6月30日に行う「大祓式」のことで、1月1日から6月30日までの半年間に、知らず知らずのうちに積み重ねた罪・穢れを取り除くための神事です。茅の輪くぐりとは、京の初夏の風物詩で、その起源は「昔、北海に坐す武塔神が南海の神女の元に向かわれる途中、日が暮れ、一夜の宿を求め裕福な弟の巨旦将来(こたんしょうらい)の所へ行ったが断られ、兄の蘇民将来(そみんしょうらい)の所へ行くと、貧しいながらも精一杯におもてなしを受けた。そこで武塔神が「吾は、須佐之男神なり、後の世に疫病あらば、汝は、蘇民将来の子孫と云いて、『茅の輪』を腰に付けよ、ならば免れるであろう」と告げられ、蘇民の子孫は助かり、巨旦の子孫は消滅したという伝説から来ています。



 火焚祭 及び 例大祭
 11月23日 11時より

火焚祭の始まりは宮中の新嘗祭(にいなめさい)です。我が国はもともと農業国で、昔の日本人にとって.2月15日の祈年祭(豊作を祈る祭り)と11月23日の新嘗祭(収穫を感謝する祭り)は最も重要な祭りでした。宮中では新米で作った「おかゆ」「お酒」を神に供え、天皇が神とともに食される神事が現在でも行われています。この新嘗祭が民間に伝わったのは室町時代で、それ以降、新米を炊くことから竈の神の祭り、火の神の祭りへと転化していきました。


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